こんばんは、ハイコです。
今日は退職宣言を口頭でお伝えしてから、初めての出社日。
しっかり退職願を携えて、オフィスに赴きました。
全体朝礼らしきものを超密状態で行い、社長直々に「辞めたいと思っている人は、早めに言うこと」との発言があり、心の中でハイコは「はいよ!」と思って聞いていました。
その後、上司に呼び出だされ、退職の意思確認をし、退職までのスケジュールについて話し合いました。
そしてハイコは退職願を準備していたのですが、まずは社長に提出すべきなのか見当がつかず、
「あのう、退職願はどのタイミングで出せばいいのでしょうか?」と確認したところ、どうやら我が社は退職願は不要で、口頭にて希望を伝え、日程調整後に退職届を提出すればよいらしいです。
ああ、頑張って3枚書いて一番きれいなやつ(というか、書き損じしなかった奇跡の一枚)がムダになったぜと心の中で思いましたが、一番きれいでも、そこそこ字が汚いので若干ほっとしました。
ということで、そこからは気持ちを切り替えて、営業ミーティングをし、ハイコが力をいれて売っていたけど資金の問題から「扱えなくなった商材」について、ごめんなさいもう売れませんというお詫び行脚かねて外勤しました。
このご時世なので、割とお客様も同情的で、なんだか救われる想いです。
裏を返せば競合他社はたくさんいるので、別にハイコの会社と取引ができなくなっても困らないということですね…。
むしろ、ハイコさんは大丈夫なの?早まらないでね!なんて心配されてしまい…。
ごめんなさい、もう早まって退職の意思は上層部に伝えております…と心の中で土下座しておりました。
まだ辞令がでない(というか届だしてないし…)ので、歯がゆいですね。
そして、行脚を終え、本来であれば直帰したかったのですが、おじさん役員との謎のミーティングがあり、帰社する羽目になりまして、汗だくで会社に戻ると涼しい顔したおじさん役員がなぜかエントランスからカバンをもって出てきました。
ハイコは意味がわかりません。
「?…あれ(おまえと)ミーティングがあるから戻ったのですが、帰られるんですか?」
「うん、俺帰るよ、俺抜きで決めちゃっていいからさ」と超軽いノリでいなくなりました。
おまえ…おまえのせいで戻ってきたのに、おまえいらないなら、別に朝決められたのに…。
「おまえたちのせいだ…お前たちのせいでこの会社終わりだ…!」
と、もののけ姫の猩々(しょうじょう)が憑りついたかのような気持ちになりました。
会社は終わってないけどね。
そして、気持ちを切り替えて、おじさん抜きでミーティングをし、残務処理でパソコンを立ち上げると…。
一通のメールが…。
「私事。この度、一身上の都合により、退職いたしたくここにお願い申し上げます。」と部下からメールが。
なるほど、退職願って書面じゃなくて最初はこんな感じでメールから始めるのね。
勉強になったな…って、やめるんかーい。
のけぞりました。
まあ、ハイコのほうが一足早くではあったので、もはや二つ返事で合点承知です。
こういう場合は改めて形だけでも引き留めたほうがいいのかもしれませんが、ハイコ自身がもうアカンとおもっていたので「具体的に最終出社日や退職日などは決めていますか?」と、若干前のめりなレスをしてしまいました。
反省。
ということで、どっちが先に辞めるのか、退職合戦の始まりです!(…あほな)
おしまい