どうも、ハイ子です。
やまだかつてないテレビ…。
愛は勝つ…。
野球選手が夢だった…。
KANさんが亡くなりましたね。
『愛は勝つ』が流行った当時、私は中学生。
当時つるんでいた同級生の家に行って、無言のまま各自漫画を読む(つるむ意味とは?)という遊びをしていた。
その時にかかっていたAMラジオからは頻繁にKANさんの楽曲が流れていた。
それからしばらく…というか中学生以来、KANさんからは遠ざかっていた。
だから…逆にKANさんの歌声をきくとあの時に一瞬で戻れるわけで…。
タイムマシーンみたいなものだよね。
アマゾンミュージックでKANさんの曲を聞いてみたら、そのあともよい曲を作っていたのねと…いまさらながら。
でも…。
今初めて聞く曲は、47歳の私が出会った曲なわけで、あの時に戻れるのはやっぱり『愛は勝つ』になるのね。
そして、なんといっても『君が好き胸が痛い』
これは恋に恋する中学生の私が、ヒロインになれた曲だ。
まさに自分自身を「君」に置き換えて聴いていた。
「君」=自分を想って胸を痛めているどこかの「僕」を想像し、いずれそんな「僕」と何処かで出会えると思い、ちょっと大人になった自分を妄想して聴いていた。
「僕」は結局どこにもいなくて。
ちょっとどころか30年強経過した今。
47歳の私は相変わらず独りですよ。
それはさておき、その時の切なくも未来に憧れる幼かった自分に戻れるのよ。
同級生(女友達ね)の家で漫画を読んで、自覚なくモラトリアムを満喫していたあの時が一瞬でよみがえる、貴重な曲なのよね。
その時はその時で悩みもあったし、むしろ今のほうがメンタル安定しているかもしれない。
だからこそ忘れたくないって気持ちもあるのかもな。
素敵な曲をありがとう…KANさん。
合掌。
おしまい
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