どうも、ハイ子です。
久しぶりの子宮筋腫ネタです。
いつも通り前置き長めなので、気になる目次からどうぞ。
ではいってみよ~♪
私がレルミナを飲んでいるわけ
私は現在、粘膜下筋腫というやっかいな筋腫を患っております。
この筋腫との付き合いもかれこれ3年目になります。
昔から生理は重かったのですが、鎮痛剤でなんとかやりすごせるレベルでした。
しかし尋常じゃない出血が始まったのが今から2年強前の2021年秋でした。
ちなみに当時は齢45歳と6か月ほど。
夜用ナプキンをつけてもすぐに漏れる、なんならつけたそばから漏れる。
これはおかしい。
動悸息切れも激しくなり、年齢的についに更年期障害か‼と思いましたが、検査の結果重度の貧血でヘモグロビン値が低下しており、心臓に負担がかかっていたようです…。
てことで、まずはジエノゲストで生理を軽くしようとしたのですが、そもそもジエノゲストは子宮腺筋症のお薬であり、生理痛は軽くなったものの子宮筋腫の根本的な治療薬ではありません。
ちなみに「粘膜下筋腫」は子宮の粘膜に子宮の内側に向かってできる筋腫です。
筋腫もできる場所によってはソフトボール大になったり、私のおばは胎児の頭ぐらいまで大きくなったそうですが、自覚症状が乏しいケースもあるようです。
しかし私の「粘膜下筋腫」は小さくても数ミリであっても出血が多量になることもあり、私のサイズ4~5センチは粘膜下筋腫界隈では結構なサイズだそうです。
で、昨年2023年の1月に通っていた婦人科で突如「子宮全摘」をすすめられました。
無職時代は平日に婦人科に通っていたのですが、2022年の秋から派遣で働き始めました。
そこで土曜日に婦人科に行ったところ、たまたま腹腔鏡手術を手掛ける医師が担当だったので、「あなたの筋腫は取るのがベスト」という話をされたのです。
ミレーナという器具をいれて生理を止める方法もあるようですが、自分の場合は子宮の内側に向かって筋腫ができているため、器具をいれるスペースがないと言われてしまいました。
子宮全摘。
これにはびっくりしましたが(それまで一切手術の話は出ていなかったので)、いつまでも続く出血との戦いに疲れていた私は前向きに全摘を検討してもいいかな…と考え始めました。
そこで処方されたのがレルミナでした。
これは手術前に筋腫をなるべく小さくするために処方されたもので、ホルモン系のお薬です。
一時的に生理をストップさせることで筋腫が小さくなり、手術の負担が軽くなることを狙ってのものでした。
レルミナを処方されると、激し目のホットフラッシュに襲われました。
ホットフラッシュに関する記事はこちらから☟☟
が、生理は徐々に軽くなりました。
で、肝心の手術はどうしたか?というと、やっぱり手術しないことにしました。
担当の先生からは「また出血が再開して、最悪輸血をしなければならなくなるかもしれない」と言われましたが、イレウス※の既往歴がある私は臓器を一つとる決断ができませんでした。※腸閉塞のようなものです。
レルミナ術前処方から、偽閉経療法へ
ということで、子宮全摘手術前に一時的に処方されたレルミナですが、そのまま偽閉経療法に切り替えられました。
つまりこのまま閉経するまで薬を飲み続けましょう…ということです。
しかしレルミナは骨粗しょう症のリスクがあるため最大6か月しか飲めないのです。
その間はジエノゲストに切り替えて生理痛を軽くするしかありません。
6か月もの間、一番の問題である大量出血を止める方法はないので、いつ大量出血がはじまるやら…ドキドキでした。
2023年1月下旬~7月中旬までからレルミナを服用、その後半年休薬したのですが、結局大量出血がはじまったのは11月でした。
本格的(数日に渡っての出血)な大量出血はおそらく1月上旬ごろでしょうか。
レルミナはホルモン系の薬と書きましたが、休薬してもその効果はすぐには消えなかったようです。
大量出血が始まった直後の1月14日からレルミナを再開できたので、なんとか輸血するような深刻な貧血にはならなくて済みました。
これからまたホットフラッシュとの戦いが始まります…。
お薬はとりあえず3か月分処方されました。
半年ぶりのレルミナ再開
ちなみにレルミナは保険適用(3割負担)ですが、それでも結構なお値段です。
若干貧血気味だったので一週間分のリオナ錠(鉄剤みたいなもの)と合わせて¥24,560でした…。
ちなみにリオナ錠の前は鉄剤を処方されていたのですが、吐き気をもよおすようになってしまい(実際吐いてしまいました…汚い話でごめんなさい)こちらに切り替えてもらいました。
鉄剤が飲めないという方は、お医者さんにお願いしてみたら良いかもしれません。
これが10割負担だったら、金銭的な事情から子宮全摘を選択していたかもしれません。
くどいですが、レルミナはホルモン系のお薬なので、じわじわと効果が出てくる気がします。
そのため飲み始めてすぐに出血が止まるかというと、そうではありません。
担当医曰く、平均して8週間程度は出血があるようです。
血液検査の結果、貧血症状があったので今後の出血に備えて追加で80日分のリオナ錠を処方されました。
これが4,200円ほど。
今月は総額3万ほど筋腫関連でお金が飛んでいきました。
偽閉経療法といっても、閉経する時期には個人差があるので、この先あと何年このルーティンが続くのか…。
とはいえ子宮を取らないという選択をしたのは自分なので、後悔はありません。
ホットフラッシュ、がんばって耐えるぞ!
今冬はこのホッカイロに助けられています。やはり冷えは禁物。冷えると無駄に子宮に負担をかけてしまうので出血量も増える気がします。12時間保温ですが、朝つけても夜まで暖かいのでそのままシーツの腰のあたりに張り付けています。低温やけどに注意レベルで朝まで暖かいですよ(実質24時間保温?)
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