どうも、ハイ子です。
一週間前に婦人科に行きまして、その際に貧血検査をしました。
そして昨日、検査結果を聞いてまいりました。
なぜ貧血検査をしたのかというと、子宮筋腫による月経過多の対処療法として、現在黄体ホルモン系のお薬である「ジエノゲスト」を服用しています。
ジエノゲスト服用前は、それはそれは月経量が多く、じゃんじゃんばらばら無自覚のうちに夜用ナプキンがものの30分でオーバーフローするという(お食事中の人、すみません)状況でした。
そのため重度の貧血となり、半年ほど前から「鉄剤」を処方されて飲んでいたのです。
また「ジエノゲスト」の副作用としての不正出血もあり、飲み始めて2カ月は量の多い少ないはあるものの、ずっと出血している状態でした。
そういったことから、鉄剤は貧血対策として不可欠だったのです。
しかし、ここ最近になって胃腸の負担になってきたのか、吐き気や腹痛を感じるようになりました。
毎日飲むように言われていた鉄剤を、勝手に3~4日に1回に減らしていました。
若干心配の種だったのですが(なぜなら検査結果が悪ければ、鉄剤の服用を続けなければならないからです)、今回の検査結果は、異常なしでした。
ということで無事「鉄剤」卒業です。
ちなみにジエノゲストによる不正出血も、服用を始めてちょうど2カ月目に当たる8月18日を最後にストップしています。
出血が止まれば、そのまま生理も止まる予定なので、晴れて「ノーナプキン」生活の幕開けです。
とはいえ、若干不安は付きまとうので、もともとの生理の期間は、やっぱり装着していようと思っています。
さてさて冒頭から検査結果を発表しました。
後半は雑記といか、婦人科であったことを書き記したいとおもいます。
待合室で暫く自分の番号が呼ばれるまで待機しておりました。
いつもはだいたい3番か5番の部屋に通されるのですが、今回は「28番のかた、6番のお部屋にお越しください」といつもの無機質な音声案内で呼ばれました。
6番の部屋に入ってみると、看護師さんらしき人がおり、「こちらに座っておまちください」と、丸椅子を示されて、看護師さんは退室していきました。
言われた通り座って待っていたのですが、どうやらこの部屋は「院長先生」のお部屋らしく、いつも通される「雇われ先生」とは違う感じの雰囲気でした。
パソコンに付箋がぺたぺた貼ってあります。
通された直後は気が付かなかったのですが、よくテレビドラマで見る、赤ちゃんの様子を確認するエコー機材とベッドもあります。
さらには「赤ちゃんファースト」と銘打って、妊婦さんへの支援内容などが紹介された東京都のチラシなども壁に貼ってあります。
なんだか自分が全く異なる世界線に来てしまったような…不思議な感覚に襲われました。
この部屋で、多くの妊婦さんがベッドに横になって、エコー検査を受けたのでしょう…。
当然ながらハイ子は、一回も受けたことはありません。
でも、違和感がないというか、これはこれで案外馴染めるもんだな…と思いました。
今ハイ子のお腹の中には、子宮筋腫ではなく、新たな命が宿っているという設定…悪くない。
案ずるより産むがやすしとは言いますが、あれこれ悩む前にそういう環境に身を置いてしまえば、なんとでもなったのかもしれません。
あ…。
知ったようなことを書いていますが、そんな悩むシーンも無ければ、環境に身を置きたくても置けなかった側の人間でした。(うっかりうっかり)
妊娠・出産の前段階である「結婚」に至る前で、挫折したことを忘れていました。
こんな妄想にハマっていくのは、この部屋の空気のせいかもしれません。
現実に戻り、次に考えたのが、もしかして間違えてこの部屋に通されているんじゃないか?という不安でした。
ハイ子とは全く関係のない機材や書類の数々。
受付の人…もしくは看護師さん…私はここに座っていていいのでしょうか?(心の声)
受付の人が間違えていたら、それは別にハイ子のせいじゃないので、ハイ子が不安になる要素は一ミリもないのですが。
5分ほど待っていると、やはり「院長先生」ぽい、男性の方が入ってきて、挨拶をしてくれました。
エコー検査をする様子は無かったので、どうやらこの部屋で間違いなかったようです。
さて、院長先生は忙しいようで、ハイ子の検査結果を、おそらく部屋に入ってきてから確認し、問診しようとしているようです。
先生は3分ほど無言のまま、パソコン画面に出ているであろうハイ子の検査結果を見ています。
できれば、それが終わってからハイ子をこの部屋に通していただきたかったのですが…という気持ちを抑え、先生の様子を黙って見ていました。
そして、先生がハイ子のほうに向きなおり「そうですね。貧血結果は問題ないです。そして、膠原病のほうも特に問題ないです。一か所抗核抗体がぎりぎり基準値40未満のところ、40になっていますが、これはそれほど気にする必要はないとおもいます。」
と、検査結果の紙を示しながら一気に説明しました。
てっきり「貧血は問題無いです。」だけで終了すると思っていたので、そのあとにつらつらと説明が続いて頭が追いつきませんでした。
ここで思い出しました。
そうだった…前回、採血検査前の問診で「平熱が高いことが気になっている」と相談したら「膠原病の検査も一緒にやりますか?」と言われたのです。
「膠原病」の検査は、貧血検査とおなじ血液検査です。
追加で検査内容を増やせばいいだけのことでした。
「ぜひ、お願いします!」といって検査を依頼してたのを、すっかり忘れていました。
そうだそうだ…なんなら母にも家を出るときに「ハイ子、今日血液検査の結果がわかるんだよね」と念押しされたのですが、おそらく母が気にしていたのは「貧血」ではなく「膠原病」の検査結果の方だったのか…とここで、合点がいきました。
それにしても、おそるべし記憶力の無さです。
しかも、自分の体の事であるのに…。
ちなみに気にすることは無いといわれた「抗核抗体の数値」は、一時的な可能性が大きいものの、再び検査することになりました。
次回は3か月後、子宮頸がん検査、子宮筋腫のエコー検査、抗核抗体の血液検査という盛沢山な予約内容です。
3か月後となると、失業保険の給付がすでに終了し、(うまくいけば)働いている可能性大です。
そんな事情から、土曜日の予約にしてもらいました。
職にありつけると良いのですが…。
そして、病院からの帰り道、また一つ忘れていることに気が付きました。
ジエノゲストの副作用なのかPMSなのかはわからないのですが、頭が痛くなることがあり、その際は解熱鎮痛剤のイブを飲んでいます。
「イブのジエノゲストとの併用はありでしょうか?」と確認したかったのですが…完全に失念していました。
ネットを調べたら、それらしい記事は無かったので、併用の頻度にもよりますが、たぶん大丈夫そうです。
婦人科系の病気の前に、自分の記憶力の無さが心配になります。
せっかく投薬料と再診料を払っているのだから、聞きたいことはメモを準備するなりして、しっかりお医者さんに確認しなければ損です。
最後にジエノゲストの話になりますが、今後も飲み続ける方向になりました。
今回は90日分処方して貰いました。
いつもは30日分で2,300円だったので、3倍の90日分ともなれば、6,000円超えを覚悟していたのですが「薬剤技術料」と「薬学管理料」は処方薬の量に関係なく定額なので、90日分の処方で5,540円でした。
これから生理が終わるまで、ずっと飲み続けなければならないと考えると、ひと月1,900円弱は、まあまあの出費です。
しかし、ナプキンを毎月大量購入するよりは安いし、月経過多で貧血になり鉄剤を飲むとなると、またお金がかかります。
そんなわけで「ジエノゲスト」をお金を払って、飲み続けたほうが体力的にも、メンタル的にも、金銭的にもメリットはあるなと思いました。
あくまで個人差はありますが、ご参考になれば幸いです。
膠原病とは?(参考まで/メディカルノートさんのページに飛びます)
おしまい
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