アラフィフ派遣社員「徒歩通勤」と「内勤」のメリットを前職との比較で語る…おばさんの独り言

どうも、ハイ子です。

現在、某企業で派遣社員をしています。

早いもので、働き始めてかれこれ8カ月が過ぎました。

一応長期契約なので、このままあと28か月はこの会社にいられるかな…と踏んでいます。

が、結局は川面を流れる枯れ葉のよう、立場が保証されているわけではありません。

とにもかくにも働かなければという思いから、派遣会社に登録→条件の合った派遣先を紹介してもらったので飛びついた、という感じです。

結果、前職がブラック企業だったので、いまの境遇は天国のようです。

なにはなくとも「歩いて会社に行ける」というのは本当にメリットが大きいです。

若い頃は丸の内や虎ノ門などの「ザ・オフィス街」で働きたいぞ！と思っていました。

実際、虎ノ門や銀座で働いていました。

しかし、今はそんな欲求もなくなりました。

この歳になるとラクなのが一番です。

そしてラクなうえに節約にもなります。

家から会社までの道のりにあるのはコンビニぐらい。

コンビニでビールの一本でも買って帰れば「すごく贅沢」した気分になります。

これが通勤経路に商業施設の多い有楽町なんかあったりすれば、なにかしら買ってしまう（実際買っていた）し、セールシーズンになれば「ただ見るだけ…」と思っても50％offの文字につられて本当に着るのかわからないような服を買ったりしていました。

そんな誘惑もなく、まっすぐ帰ってこられるのも有難いです。

そして前職は営業職だったので、ランチは外食になります。

節約のためと思ってお弁当を持参できるのは、春と秋の陽気が良い時期だけです。

冬や夏は、ずっと外を歩いているとしんどいのでお茶休憩なんて取ろうものなら、場所によっては1,500円～2,000円が一日に飛ぶのです。

オーマイガー。

前にいた会社はブラックなうえに賃金も低かったので、それでお金が貯まるわけがない…。

ちなみに営業手当は2万円だったのが途中で1万円に減らされました。

最終的には「内勤も、外勤も関係ない！とにかく誰でもいいから仕事を取ってこい」という意味不明なスローガンのもと、手当自体がなくなりました。

もとい…。

女子であればストッキングも買うし、パンプスだとかかとの修理が頻繁に必要になってきます。

なんだかんだと出費がかさみ、営業手当なんて焼け石に水でした。（結局無くなったけど）

それに比べると、今はほぼ賃金レベルは変わっていないのに、本当に出ていくお金が無い。

Amazonでこまごまと生活用品やらエコードット（アレクサ）を買ってしまったりしていますが、それでも投資や貯金ができます。

前職はそれらを捻出する余裕が恥ずかしながらありませんでした。

前職で一時期内勤になったときは、なんとか節約して定期預金積み立てを復活させていましたが、再び営業職に返り咲いてからは、そこに回せるお金が無いので、一切積み立てできない年もザラでした。

これでは老後が心配ですね。

それに輪をかけて30代はちょっとお金の感覚が狂っていたように思います。

入ってくるものは少ないのに、丸の内なんかに行ってTOMORROWLANDの服を定価で買ったりしていましたからね。

でも後悔はしていません。（多分、後悔するのはこれから先だと思う）

そんな狂った時代があったから今があると思っています。

あの時散財して、お金の尊さを知ったのかもしれません。

最終的には50万近くまで普通預金口座がマイナスになりました。（要は自分の定期預金口座を担保に銀行から借り入れをしている状態です。）

その50万については、営業を頑張ったということで一時金として50万がもらえたのでチャラになりましたけど。

頑張れば良いことがあるのですね。

とはいえ、数年にわたって夏冬通してボーナスは出ていなかったので、一時金50万はその貰えなかったボーナスの回数で割ったらお年玉みたいな額です。

でもあの50万はさすがに一朝一夕には解消できなかったので、本当に神レベルで助かりました。

当時の役員は今期も「ボーナス無し」を公言しており、今年もダメだったか…と思っていた矢先に、オーナーがポケットマネーでくれたんです。

なので会社（役員）に対してありがたいという気持ちはこれっぽっちもないですね。

話が逸れましたが、今は入ってくるものと出ていくもののバランスが非常に良く、そして健康的に働けているな…と感じます。

しかし、結局は派遣社員なので最長で3年…終わりは見えているのです。

そんなこともあり、現在の会社で私たちの上に立っている役員は、人材確保に躍起になっているようです。

この前お話する機会があったので、どんな人を求めているのですか？ときいたところ、

「パソコンに詳しくて、システムに詳しくて、商品開発ができて、営業もできて、できれば英語もできて、マーケティングができる人」

と言っていました。

…途中から呪文に聞こえましたけど。

役員がいなくなった後に、ネットでこの会社の求人を検索してみたところ、あることはありましたが、給料が270万～となっていました。

たぶん見つからないでしょう。

ボランティアじゃないんだから、そんな人材が270万で働くでしょうか。

宝くじに当たるより確率は低いでしょう。

もはやネタレベルですが、高いお金を払ってエージェントに依頼している以上欲がわくのもわかる気がします。

見つかって欲しいような…そうでもないような…。

そんな感じです。

今の環境に感謝して、日々頑張っていこう…。

おしまい

ここ3年ぐらいずっとこれです↓↓ラクだし、一度で済むので肌の負担がない気がします。安くなってました♪（化粧品処方研究をしていたユーチューバーのすみしょうさんがお勧め動画あげていたのがきっかけです。）