どうも、ハイ子です。
Twitterのダイレクトメールで、京都在住の帰国子女改め→シリアで女医をしているという人とやり取りを始めました。
つい昨日、始めたばかりなのですが、おそらくもう終わったようです。
せっかくなので「オチ」を書いておこうと思います。
どうやらこの「シリアの女医」という設定ですが、割と使い倒されている台本のようです。
ネットで「シリア・女医・詐欺」で検索すると、同じような事例が出てきました。
女医さんは、シングルマザーで子供が1人いて、その子はアメリカの寄宿舎に住んでおり、ゆくゆくは日本でその子と一緒に生活を始めたい、その際の渡日の援助をしてほしい…という展開が待っているようです。
なるほど…。
ということは、ロマンスではなく、人の優しさに漬け込むタイプの詐欺のようです。
それならば…と、ハイ子は引き続き「お金ないアピール」をしました。
その後のやり取りで「もう少しひねったほうがいいのでは?」と、こちらが思うくらい、女医さんは既出の「シングルマザーの42歳、子供はアメリカの寄宿舎で生活しており、最終的には京都で子供と一緒に暮らしたい。」と聞いてもいないのに、自己紹介と願望を発表しはじめました。
これは完全に…黒です。
願望については適当にかわしつつ、引き続き「無職・お金が無い」アピールを続けるハイ子。
加えて、女医さんのお給料はどのくらいか、聞いてみました。
女医:「あなたを信頼しているので、私はあなたにだけ教えます。少ないかもしれませんが、お小遣いは20万です。」
…おそらく、お小遣いとお給料の違いがわかっていないのかもしれませんが、とにかく無職の身からすると、お小遣いで20万は破格です。
ハイ子は大袈裟に「お小遣いで20万はすごいですね!私はお金が無いので、羨ましいです。」と食いつきました。
しかし、女医さんもめげません。
女医:「あなたと友達になりたい。でも、Twitterはシリアでは危険なので、LINEでやりとりがしたい。あなたの連絡先を教えてほしい。」と送ってきました。
ハイ子:「LINEはやり方がわからないので、やっていません(嘘)。住所を教えてくれたら、エアメール(手紙)を書きますがどうでしょう?」と、突拍子もない返事をしてみました。
しかし、エアメールについては女医さんにスルーされ、LINEの代案としてメールのアドレスを聞いてきました。
ハイ子:「メールはやっていません。なぜならアカウントを取得するのにお金がかかるので(どんな理屈)お金が無いからできません。そして、今いる場所は自分のところじゃないので、迷惑がかかるからです。」と、怪しい日本語と意味の分からない説明で応戦しました。
さらに「舞鶴(前編では端折りましたが、かつて舞鶴に住んでいたという設定)は、漁港の近くですか?私はイカが好きです(本当)。○○さんは、お魚は何が好きですか?わたしはお刺身がいちばん好きです!」とこれまた怪しい日本語の長文メールも添えてみました。
それから20時間ほど経過していますが、返事は来ていません。
もう、返事は来ないかな…と思うので、Twitterに報告したうえでブロックしました。
ちなみに「アカウント乗っ取り」の可能性も無きにしも非ずなので、アカウント名は公表しませんが、完全に日本人(女性の名前)のフルネームでした。
よくよく考えれば、有名人やビジネスがらみでもないのに、Twitter上でフルネームのアカウント名をつけるのは、一周回って怪しいですよね。
引き続き「どうして返事をくれないの?」と、更にやり取りを続けてみてもいいかな…と思ったのですが、心が削られるようなことを敢えてするものでもないので、ここで撤収することとしました。
「国境なき医師団」などの実在する団体の名称を持ちだして、詐欺をする人もいるらしいです。
騙されてお金を送金してから、おかしいと気が付いて「国境なき医師団」に確認を入れる方もいるとか…。
日々危険と隣り合わせの状況で、必死に活動をされている人にとってみたら、本当に迷惑な話ですね。
そしてロマンス詐欺、オレオレ詐欺しかり、先立つものがなければ引っ掛かりようもありません…お金が無くて良かった。(良くない)
おしまい
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